もう一度読んでみよう

さて、テレビを見ると、政治がらみの不祥事ばかり。そしてそれを責め立てるメディアの報道。ちょっと、前の記事にも書きましたが、板東英二さん曰く、しょせんメディアも自らの不祥事はあまり報道しないとのことです。

なぜ、あれほど強気に人を責め立てられるのか?当たり前と思うかもしれませんが、自分がやったことではないからです。しかし、大小を問わず罪を犯したことのない人、うそをついたことのない人は、まずいないはず…。自分がもし罪を犯した時、人を非難した際に求めていた弁明を自分はできるのでしょうか?

そんな観点から、新しく厚生労働大臣になった桝添さんが、うまく問題を解決できるかが、楽しみです。またその点で、これも以前に書きましたが、多くの国民が見るテレビで姉歯建築士が、自らの罪を認めたのには驚いたのでした。

そして、もう何度目になるかわかりませんが、下記の本を読みかえそうと思いました。70年以上前に書かれた本書が、現代のAmazonのランキングで16位というのには、理由があると思います。

人を動かす 新装版

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板東英二「がむしゃら人生」

先日、誘われて講演を聞きに行きました。明治安田生命主催の講演で、元は丸山弁護士の講演だったようですが、出馬が決まったために板東さんの代打講演でした。

急な代打で話せるなんてすごいなと思いましたが、ネットで調べてみると、講演依頼.comなんてのがあって、講演タイトルも並んでいたので、同じ内容で何度も話されているんだなぁと。調べれば、インターネットで情報が出てくるので、ある面で良いですが、まあその情報も正しいとは限らないので注意は必要です。

さて、肝心の講演ですが、年配の方に受ける話し方だと思いました。話し上手で、毒舌ながらもおおウケ。反対に内容はシビアで、「TVメディアを皆さんがしっかり監視してください」という主旨でした。

「視聴率で、ギャラが大きく変わるため、視聴率欲しさにねつ造をする。こんなことは日常的にある」なんて発言も、おもしろおかしく話すので皆さん受けてましたけども(笑)

なぜカテゴリに「姉歯関連」を付けたかというと、自ら自分の罪を告白している面が見えたからです。ミートホープ社長にも言えますが、どんな人間でも、嘘をつくと、心に重い重しをつけたような罪悪感があるのだと思います。それから解放されたい。しかしそれには勇気がいる。

日本だけでなく、人間は人を批判するときは、とても強気です。一転、それが自分に向くと、人が変わったように弱くなる。誰も自分が批判されるとは思わず、人を批判する。一般国民の街頭インタビューなんか見てると目を覆いたくなります。

私が今見ている、サンデーモーニングも批判のオンパレードです。しかし、番組内の出演者同士では批判や討論はしません。矛先は必ずその場にいない誰かに向いてます。みんなで第3者を批判して、納得して、気持ちいい感じが見受けられます。もちろん、中には本人を目の前にして、堂々と発言できる方もいると思いますが、そうでない人もいると思います。

板東さんは、「新聞やテレビ局は、くどいほど繰り返す報道がある一方で、自らの不祥事はたったの1度しか報道しない」とおっしゃっていました。だから複数の新聞やニュース番組を見て見比べてみてくださいと。NHKはましな方だけども、これもご多分に漏れずチェックが必要だそうです。

最後にお釈迦さまの説かれた言葉を引用させていただきます。

  • 人々は沈黙している人のことを非難する
  • 多く語る人のことも避難する
  • 節度を守って語る人のことも避難する
  • この世に非難されない人はいない

根拠のない批判であっても、他人に非難されることをある程度認めて、受け入れる覚悟は必要とのことです。数々の書籍にありましたが、子育てや人間関係において、他人のあらを探すより、他人の良いところに目を付けることがいかに大切か。そして必要以上に他人に干渉しないことだそうです。

過去の自分を振り返って強く反省し、自分のためにも今後、さらに肝に銘じていたいと思います。

切ない

姉歯元建築士の奥さんが自殺したそうな。あまりにも多くの人に影響を与えたこの事件。オリンピックやWBCの良い流れを引き戻すかの様な負の出来事。

学ぶことといったら、嘘をつかないことだろうか。これほど大きな嘘をつくと、その嘘をつき続けなければならなくなるのだろう。姉歯氏はその重さに耐えきれず自白し罪を認めた。この事件も含め、これからが懺悔の日々だろう。それに引き替え、オームの松本被告の沈黙し続ける姿勢には、憤りを感じる。

あいまいさについて

NHKのニュースで構造計算書偽造に絡む、総合経営研究所の所長のインタビューを見た。直筆の指示文書についての返答はさすがに苦しそうだった。強制的に指示したのではないか?というあいまいな質問には自信を持って「ない」と答えた。姉歯氏とも面識はなく、自分の名刺は絶対出てこないと言った。

一方で、姉歯氏は自分が悪かったと認め、業者との関係やその対応を語っている。

ポイントは真実はわからないということ。

自分のことは自分が一番良く知っている。自分の罪を自白しているのだから姉歯氏の自分の行動は疑いようもないだろう。だからといって、他業種への告白が本当かどうかはわからない。客観的にテレビを見て、真偽を判断する程度しかできない。その判断もあくまで予想であって、事実にはなり得ない。

このように自白しなければ、事実になり得ないことは山ほどある中で、自白する人、自白しない人の違いはなんなのだろう…最終的にどちらが良いのかはわからないが、世の中にはいろいろな人がいるということがよくわかる。こういうような不義理を自分がしないことが第一。そして巻き込まれないようにするのも大切だと思った。

参考人質疑を見て

人間の弱さを見ました。

加害者側は責任回避行動に、
被害者側はどうにもならない無力感と憤り。

そして自分は冷静にブログ。。。

自分に守るべき、養うべき家族がいるとして、
自分の会社が偽装をしていると知ったとき
どんな行動をとるのだろうか?

自分が偽装されたマンションに住んでいたとして、
そんなマンションを買った自分の自己責任については
どう感じるのだろうか?

人間はやはり自分本位ということでしょうか。
命がかかる業界の倫理観は特に重要だと
再認識しました。

荀子と孟子のブログを作ろうと思いました。

噂の建築士について思うこと

インタビューを見たとき非常に違和感を感じた。
自分の悪事を淡々と話している。
マスコミの前で、話す責任のないことをあえて話すわけは
ないので、暴露する理由があったのだろうと思った。

あの会見を見ておののいた業者も数知れないだろう。

やはりチェックが機能していないのが問題。
しかも、「知らなかった」と明らかにシラを切る態度が
潔くない。

業界の悪習慣にはメスを入れず、「あの建築士はひどい」と
いう声は社内でも上がっている。その感覚の麻痺は著しい。

他人のことは悪く言えるが、自分には甘い。。。
肝に据えて、働きたいと思う。

P.S.
先日悲報を聞いたP.F.ドラッカーは7年前に書いた本の中で
日本の先送り体制が結果的に功を奏したと述べている。
いろいろ検討した結果、何もしない。これがうまくいったのだと。

今回の件も、マスコミが協力して暴露しなければ混乱なく、
仮に倒壊した際は、阪神大震災の時のように地震の責任に
できたかもしれない。。。今までの日本式で。