最近、モーニングでの連載が終了した「ドラゴン桜」。
テレビドラマ版を見ていなかったので、やっとの事でレンタルして途中まで見てみました。いつものごとく「うーん」とうならされた言葉を引用いたします。桜木先生が、井野先生に言った言葉です。
ここが海で、そしておまえの目の前に腹をすかせた生徒たちが倒れてる。おまえは釣りざおを1本持っていて、魚の釣り方をよく知っている。どうする?
それは…魚を釣ってあげます。
だからお前はダメなんだよ。
えっ、どうしてですか?だっておなかがすいて動けないんでしょ?面倒見てあげるのは当たり前じゃないですか。
じゃ、やつらが高校を卒業した後はどうするんだ?
えッ?
いいか、お前の言い分は一見、人間愛に満ちていて生徒思いのように見えるが、実は心の奥底はやつらを過小評価していて、能力を認めてねぇ。
一生あいつらの魚を釣ってやるつもりか?それともやつらが高校を卒業したらその途端に知らん顔か?
………
その場しのぎで魚を釣ってやるよりも、やつらが自力で食っていけるように、魚の釣り方をきちんと教えてやるのが大事なんじゃねえのか?
いいか。いい教師ってのはよ。たとえ生徒が今はできなくても、できるようになると信頼して最低限のサポートをする。あとは生徒の自立に任せられる教師だろ。
生徒たちを甘やかさず、そのかわり、少し努力すれば乗り越えることができる壁を用意してやる。そしてやつらが自分で考え自分で決め、自分で行動する自立心を育てていく。
今度の東大模試はな、そのためのひとつの壁だ!
以前、働いていた職場で感じた違和感はこれですね。
それにしても、井野先生役の長谷川京子。原作とかなりキャラが違って、なかなか良い味だしてます。続きは模試の結果の後に生徒に言った言葉です。
東大模試で散々な成績だった生徒の1人に、桜木先生が言った言葉です。
世の中で成功するのに、一番邪魔になるものって何だか分かるか?…(中略)…だがよ、思いどおりに事が運ばねえのが世の中だ。必ずあるものが成功の邪魔をする。何だか分かるか?
んなこと知るかよ。
人間の感情だ。つまらねえ意地やねたみ、ひがみ思い込みがすべてをダメにしちまう。そういう感情を飲み込んで、目の前にある利益を取れるか取れないか、それが勝負の分かれ目だ。
仏教に通じてますね、うん。
